カフカ的とは

つい最近、<カフカ的>と言う言葉を、まったく異なる文脈で見た。ひとつは『わたしを離さないで』の書評でこれは理解できる。もうひとつは、今の政治について<カフカ的>という表現が複数あった。
私の理解では<カフカ的>とは『変身』が典型で、「なんでだか分からないけど今までの脈絡とはまったくつながらない状況にいきなり放り込まれて、我とは何かを考えざるを得ない状態」。民主主義とは何かが問われているのはそうかもしれないけど、突然そうなったわけではない。
ツイッターで<カフカ的>を検索したら、いっぱい出てくる。そんなに一般的な言葉なんだろうか。
なお、大学時代は、単位が取れるかどうかの勉強しかしていない状況を指していた(可不可的)。